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*ヒバツナ*


 「ねぇ、沢田綱吉。君は何でそんなに馬鹿なの?」

 いつも通り部屋でTVゲームをしていたら、突然窓が開いて恐怖の大魔王が現れた。ノストラダムスもびっくりな並盛中の風紀委員長。

 「・・・ひ、雲雀さん!?」
 ブラウン管からゲームオーバーの時の暗いBGMが流れている。今良いところだったのに、そうじゃない、今の問題はそこじゃない。
 なんで、なんで、なんでここに雲雀さんがいるのだろう。そうそこだ。またリボーンの仕業だろうか。ああ、早く帰ってくれないかな。

 「ねえ、何で君は馬鹿なのかな?」
 そう言って、窓のレールから学ランを靡かせて部屋に舞い降りた。部屋に入ってこないでください。
 「ねえ、聞いてるの?」
 射るような視線が向けられて動けなくなった。蛇に睨まれた蛙とはこのような感じなのだろうか。そういえば、昔読んだギリシャ神話にこんな力を持った怪物がいた気がする。見ると石化する奴、名前なんだっけ。

 「ねえ・・・」

 「はいっ!?」
 しまった、固まりすぎて馬鹿なこと考えてた。

 「なんで君はそんな馬鹿なのかな?」
 「いや、そう聞かれましても…」

 「沢田綱吉、馬鹿というのは萌えポイントだと思ってるのかな?確かに君のそういうところは可愛いよ。赤ん坊の次に可愛い。けど馬鹿なのは良くない。だって君は普通のバカじゃないんだ。僕だったらありえないような失敗を君はした。僕は確信した沢田綱吉、君は馬鹿だ。」
 本当この人手遅れだ。いきなり人の部屋にきて意味のわからない呪文を口走ってる。

 「えっと、何が言いたいんですか?」
 「だから、君は馬鹿だ」
 「馬鹿、馬鹿ってなんですか!?それは自分でもわかってますよ!一体何の用なんですか!?」
 思わず怒鳴ってしまった口を急いで塞いだ。
 冷たい視線が向けられたと同時に、雲雀さんは懐に手を入れた。やばい、トンファーで咬み殺される。

 「へ?」
 予想に反して出てきたのは紙だった。

 「君のテストが下駄箱に落ちていたよ…24点」
 早く言ってくれ。心の中で涙を流しながらテストの答案を受け取った。

 用が済んだのにその場を動かない雲雀さんに首をかしげる。

 「帰らないんですか?」
 「・・・僕は21点だったよ、本当悔しいよ」
 雲雀さん、頭悪いんだ。
 「って、人のこと馬鹿って言えないじゃん!」


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攻めになると雲雀の頭の悪さが増します。



*ヒバ獄*


 「お前さ、大人嫌いだろ?」
 屋上のフェンスに寄りかかりながら、空を仰いでいる雲雀の元に声が届いた。一人ごとのように呟かれた言葉だったから、それが自分に向けられた言葉だと判断するのに少し時間がかかった。
 「…どうしてそう思うの?」
 立ち上がり、校庭を眺めている隼人の顔を覗き込んだ。間抜けな顔。

 「…何となく」
 隼人はそう、そっけなく答えて、灰色の雲が何層にも重なった空を見上げた。雨が降るって眉毛が太い天気予報士が言っていたっけ。この天気のせいか、隼人の顔も曇って見えた。

 「ねえ、君は何で大人が嫌いなの?」
 「・・・別に・・・俺は・・・」
 「嫌いだから、僕に聞いたんでしょ」

 驚いたように目を見開いてから少し苦笑して、髪をぐしゃぐしゃとかき乱した。
 「・・・お前ならわかってくれるかと思ってさ」
 溜息を吐くように呟いて、隼人はタバコに火をつけて紫煙を燻らした。
 今日の隼人は雨の日に捨てられた猫みたいな顔している。たまたま目が会うと、足元をすり寄ってくるようなそんな猫。きっと何かあったのだろう。

 「・・・嫌いだよ」
 「へ?」
 「大人も、君も・・・煙草もね」
 そっと、顔に手を伸ばしタバコを握り潰した。それから顔近付けて

 唇を重ねた。

 「た、タバコ臭い・・・」
 「・・・悪かったな」

 拾ってあげるよ、獄寺隼人。


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優しい雲雀さん。





*ヒバ山*

 学校から帰ってきたら、店の周りに数台のパトカーとものすごい人だかりが出来ていた。
 こんなにもたくさんの人が並んでる。この店もこんなに繁盛するようになったのか、良かったな親父。
 胸のあたりにジーンとしたものを感じながら、人をかき分けて、暖簾をくぐった。

 「親父、ただいまー!すごい・・・」
 お祝いの言葉を述べようとした瞬間、凄まじい光景が飛び込んできた。

 「かんぱちとひらめのエンガワを出せ!出さなきゃ咬み殺すよ!」
 「あっ!たけし!!助けてくれ!!」

 カウンターに足をかけて、トンファーで親父の顔をぐりぐりしてる雲雀と苦悩に顔を歪めて助けを求める親父そして、せっせと寿司を握ってる弟子のみなさん。

 「山本武、父親をぐちゃぐちゃにされたくなかったら寿司を出しなよ」
 そう言って、雲雀は親父の喉元にトンファーを突きつけた。

 「親父っ!雲雀やめろって!!なんでこんなことするんだよ!!?」

 雲雀は顔を歪めて、少し悲しそうな顔をした。
 「君はこの男の味方をするのかい?」

   「そうじゃねえ!けど・・・雲雀も親父も俺の大切な人なんだ!寿司ならいくらでもやるから、親父を離してくれ!」

   雲雀の手から親父が離されたと思った瞬間、膝を親父の腹に食い込ませた。ばたりと言う音がして親父が床に落ちた。

 「お、親父・・・」
 「山本武、僕はね別に寿司が食べたくてこんな事してるんじゃないんだよ」
 唇をわなわなと震わせながら、黒曜石の瞳を見詰めた。
 なんで、なんでこんなことを、なあ雲雀答えてくれよ。

 「君の苦悩に歪む顔や怒った顔を見るのが好きだからだよ」

 「・・・ひ、雲雀・・・それならそうと言ってくれよな!」
 雲雀の元に走り出し、そして胸に飛び込んだ。
 「全く、可愛い子だね。山本武」


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ツッコミプリーズ!!!
この辺りから雲雀のキャラを見失いました。




*ヒバ骸*

※注意
たいしたことありませんが、微エロシーンがあります。苦手な方はご注意ください。
あと、骸が変態でキモイです。
大丈夫な方はスクロールプリース。


































 雲ひとつない青空と暖かい日差し。こんな日に風紀委員の仕事だなんて面倒だ、草壁やってくれないかな。とか思いながら応接室のドアを開けると、ソファーに一糸纏わぬ六道骸が横たわっている姿が目に飛び込んできた。
 ワォ、今日はなんて良い天気だろう。パイナップルを咬み殺すのに調度良い日だ。

 「雲雀君、僕は全裸です」

    「ねえ、ソファーが穢れるんだけど」
 「そんなこと言わずに、雲雀君のために人肌脱いだんですよ?さあ存分に攻めてください」
 さあ、と両手を広げる南国果実の顔にトンファーをくらわした。

 「っ・・・おやおや、冗談の通じない人ですね」
 殴られて腫れた頬をなでながら上目遣いで見つめてきた。その顔がその上なく気持ち悪くて、顔を歪めて最後の警告を口にする。

 「いいから、どいてよ」
 ねえ、と語尾を強めて。

 「嫌・で・す」
 形の良い唇から、一文字ずつ言葉が発せられた。
 本当に馬鹿な男だ。本当に溜息が出てしまう。

 「・・・それなら」

 パイナップルのふさ部分を掴み、そして骸の中心をローファーで踏みつけて、ぐりぐりと攻めた。

 「ちょ、やめ・・・。く、ハ・・・雲雀クン・・・ダメです・・・ああ、もっとやって下さい」

 涙を流しながら、頬を染めて嬌声を上げる姿に背筋が寒くなり、足をのけた。こいつもう駄目だ。
 口から零れた唾液を拭きながら体を起こした骸が僕のスラックスを掴んだ。さっきの唾液をついた手だ。ちょっとやめてよ、汚いな。

 「ところで雲雀君今日は何の日かご存じですか?」
 この制服、先週クリーニング出したばっかりなんだけどな。
 「クフフ・・・それはそうで、雲雀くん、ヤりませんか?」
 また草壁にクリーニング出させなきゃとか考えていたら、突然腕を引かれ、重力のままにソファーに倒れ込んだ。
 「誘い受けは嫌いだよ・・・」
 ああ、不愉快な笑い声。


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いっぱいごめんなさい。
骸好きだよ。大好きだよ!!ただ、なぜかこういう結果になってしまった・・・本当すいません。
まさか雲雀攻めで微エロ書くとは自分でも思わなかったよ。







*ヒバ了*





 CDジャケットを手に取り見つめる。プラスチックのケースに映る自分の顔と、写真の自分の顔が重なった。変な気分。

 「なんで君のキャラクターソングと僕のが同じCDだか知ってるかい?」

 CDを隣に座る了平に渡し、あごでCDデッキを指した。
 「それは極限に同じ学年だからだろ?」
 「違うよ、愛だよ」

 「なんだそれは!?」
 「並盛と同じものを君に感じてるってことだよ」
 「なんだかわからんが、それは良いものだな!」

 「・・・そうだね」
 流れてきたBGM。最近の僕のお気に入り。


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お兄さんキャラソンおめでとう!
短くなってしまった・・・。










*ヒバディノ*

すいません、ネタと時間がなくてヒバディノだけ漫画になってしまいました。
あと女装注意。少女漫画注意。学パロ注意。
大丈夫ならスクロールプリーズ。





































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ヒバディノは本当にネタが浮かんでこなかった!
ギリギリで漫画にしたけど、ネタがありきたりになってしまった。
いつか、ヒバディノリベンジしたい。

*総後書き。* すべて読んで下さりありがとうございました!
ヒバ獄までは調子良かったの。でもね、ヒバ山辺りから精神崩壊しました。だから話もキャラもぶっとんでしまった。
でも楽しかったよ、このエイプリルフール。 本当ありがとうございました!


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